レストレピア属 (2)

<ページ紹介>
このシリーズは、花が葉の裏側で開花する種を中心に取り上げています。

▼写真をクリックすると、拡大して見ることができます

レストレピア属 (2)
Restrepia aristulifera
 花柄はやや長いが、花はやはり葉の裏側で咲く。シンセパルは楕円形で、斑点がある。二次茎は長く葉は緑色。
Restrepia echo
portillaに似て花柄は非常に短いが、シンセパルは基部が狭い長方形、平らに展開する。ペタルは中ほどから糸状に細く、先端まで細い。葉は狭(長)三角形、肉厚、暗紫色を帯び、光沢はない。
Restrepia muscifera
草姿も花形も前種に似ているが、花はやや小ぶり。ペタルはやや太めで、先端も太くて丸い。葉の特徴は前種に似る。
Restrepia limbata
二次茎は細いが長く、葉は長楕円形、薄いが光沢のある革質。花は葉の裏側中央で咲き、シンセパルは楕円形、平開し、全体に濃赤紫色の縦条がある。
Restrepia mendozae
草姿はaristuliferaに似、二次茎が長く、葉も緑色。花柄は短く、葉の裏側基部に咲く。シンセパルは楕円形、長さ約2cm、全体に淡褐色を帯び、上部のドーサルセパルは幅広く、真直ぐに上に伸びる。
Retsrepia flosculata
前種に非常によく似ているが、花は小ぶりで約1.5cm。ドーサルセパルは細く、中央から釣り竿状に先端が下垂している。
flosculata var. striata
flosculata だが、赤褐色の縦縞が入り、チャーミングな花
Rest.chocoensis
セパルが肉厚で、微細な斑点が前面に入り、左右のセパルは全体として平面に開き、先端がわずかに外側に反り、一目でわかる種
Restrepia cymbula
花はどちらかといえば小型で、長さ1p強、左右のセパルが合着して深い舟形をなすのが特徴。色は暗めである。
Restrepia howei
2005年に記載された本属中最小の種。草丈約5p、花は葉の裏側で開花し、長さ6-7mmの長楕円。鉛筆の先端と比べればいかに小さかが判る。写真の個体は、エクアドルから。
Retrepia mohrii no.1
この種の花は、葉の裏にひったり張り付くわけでないが、花柄が短いために葉の裏で咲いているように見える。中型種。
Restrepia mohrii no.2
花は、比較的小さく長さは2p前後、多少個体によって大きさが異なる。唇弁に特徴があり、途中からふっくらと盛り上がる。シンセパルの色や模様の変異は少ない。
Retrepia mohrii no.3
比較的花が大きな個体、長さ約2p。

一覧にもどる